歴代韓国大統領の末路!



懲りない韓国…朴槿恵大統領の退陣表明は歴史を知れば先が読める典型
nikkei BPnet 12/7(水) 9:35配信
歴代韓国大統領の末路


 ここのところ、韓国の大統領問題がかまびすしい。朴槿恵(パク・クネ)大統領のスキャンダルが次々と暴露され、退陣要求デモが相次ぎ、このたび2016年11月29日、ついに条件付きの“辞意”を表明しました。もしこのまま任期途中で辞任すれば、1987年の民主化後、初めてのことになる“歴史的事件”です。

 しかしながら、「後出しジャンケン」のようで恐縮ですが、朴大統領がまだ国民から高い支持を受けていたころから、彼女の末路がこのようになるだろうことは筆者には想像ついていました(実際は「後出しジャンケン」ではなく、私の講義の中ではその点についてつねづね発言していたのですが)。

 ただ、これは自慢するような大層なことではなくて、「歴史を知ることで、先が読めるようになる典型例」といってよく、韓国の歴史を少しでも知っている者になら、誰にでも想像がつく程度のものです。

 というのも、朴槿恵大統領に限らず、韓国の大統領は歴代、弾劾・亡命・暗殺・逮捕などなど、その末路はことごとくロクなものではないからです。

●李明博の末路

 先代の李明博(イ・ミョンバク)も任期途中で次々と汚職が暴露されていきました。

 しかし、韓国の大統領には任期中「不逮捕特権」があるため、大統領がどれほど悪事の限りを尽くそうとも、その任期中に逮捕することはできません。だからこそ、逮捕の第一歩として、国を挙げての「退陣要求」がかけられるわけですが、大統領側としても逮捕されないためにこれを拒絶するのが慣例で、朴槿恵大統領が退陣要求に頑なに応じなかったのもそこにあります。

 そこで攻め手としては、まず“外濠”から埋めていくのが常套で、このときも李大統領の側近2人と実兄(李相得)を次々と逮捕していきました。追い詰められた李明博は、突然竹島に上陸して「領有宣言」したり、自分で招聘しておきながら「天皇が訪韓するなら謝罪せよ!」「謝罪するつもりがないなら来なくてもよい!」など、暴走を始めたものです。

 韓国では「反日政策」を取れば支持が上がるという傾向があるため、これを逆手に取った人気取りの悪あがき。しかしそれも大した効果なく、退陣後、すぐに告発されました。

●盧武鉉の末路

 その先代の盧武鉉(ノ・ムヒョン)も任期中に弾劾され、大統領職務が一時停止されています。退任後は「6億円を超える不正資金」の疑惑がかけられ、盧武鉉の側近・親族が次々と逮捕されていったのは、李明博と同じパターン。

 “外濠”を埋めた後、いよいよ“本丸”の逮捕直前という段になって、「大統領になろうとしたことは間違いだった」との言葉を残し、盧武鉉は自宅裏山の崖から身を投げて死亡しました。

 これは警察によって「自殺」で処理されましたが、自殺とするには不審な点も多く、いまなお「口封じのための他殺」説も根強いものがあります。

金大中・金泳三の末路
 その先代の金大中(キム・デジュン)は、若いころから朴正煕軍事独裁政権に対して民主化闘争を繰り広げ、朴政権から何度も命を狙われたこともある人物ですが、そんな彼もいざ大統領となると、独裁・汚職・収賄から無縁ではなく、大統領在任中に3人の息子たち全員が不正蓄財をしていることが明らかとなりました。

 大統領職の退任後、その3人の息子たちをはじめ親族5人が汚職収賄で逮捕され、“外濠”を埋めにかかりましたが、“本丸”の金大中本人は、政界から距離を置き、なんとか逃げ切ります。

 さらにその先代の金泳三(キム・ヨンサム)も金大中同様、本人は逃げ切るも、息子が不正資金で逮捕。

●盧泰愚、全斗煥の末路

 その先代の盧泰愚(ノ・テウ)も大統領職退任後、次々と汚職が発覚し、さらに政治的犯罪(光州事件など)も糾弾され、逮捕され、懲役22年6カ月の実刑判決を受けています。

 その先代の全斗煥(チョン・ドファン)も退任後、政権下における汚職・不正・収賄が次々と明らかとなり、親族が相次いで逮捕されていったのはいつものパターン。

 着実に“外濠”が埋められ狼狽した全斗煥は、自己への追及をかわすべく、国民に謝罪し、財産を国庫に返納したうえで隠遁するという同情を買う手を打つも、その後逮捕され、死刑判決を受けている(のち無期懲役に減刑、さらに特赦により放免)。

●崔圭夏・朴正煕の末路

 その先代の崔圭夏(チェ・ギュハ)は、大統領就任後わずか8カ月で軍事クーデタで失脚、その先代の朴正煕(パク・チョンヒ)は、16年にもわたって軍事独裁政権を築きましたが、もちろん独裁と汚職は表裏一体。汚職の限りを尽くした結果、各方面から恨みを買い、1974年、朴大統領暗殺を狙った暗殺者の流れ弾に当たって妻(陸英修)が射殺されている。

 その2人の間に生まれた子は2人おり、弟(朴志晩)はシャブ漬けで幾度となく逮捕されており、姉が現大統領の朴槿恵です。

●尹潽善、李承晩の末路

 その先代の尹潽善(ユン・ボソン)も、就任1年半で軍事クーデタで失脚しており、さらにその先代こそが、韓国初代大統領・李承晩(イ・スンマン)ですが、彼こそ汚職と不正の象徴のような人物で、国民から恨まれ、アメリカ(ハワイ)に亡命している。

悲劇はつづく……
 こうして韓国大統領をさらりとみてみても、ことごとく任期中に汚職と不正の限りを尽くし、それが表沙汰になって逮捕・投獄・死刑判決・自殺・失脚・暗殺・亡命……と、ロクな最後を迎えた大統領がいません。

 朴槿恵大統領だけが「唯一の例外」などとどうして言えましょうか。冒頭「どうせこうなると思ってた」と申し上げましたのはそうした理由からです。

 では、韓国の歴代大統領がことごとく悲劇的末路をたどっているのは「たまたま」でしょうか、「必然」でしょうか。また、こうした悲劇はこれからもつづくのでしょうか、それともこれで打ち止めでしょうか。

 答えは「必然」であり、「これからも半永久的につづき」ます。

 したがって今回、たとえ国民が一丸となって朴大統領を追い落とし、溜飲を下げたところで、なんのことはない、歓喜の声とともに迎えた「次の大統領」が負けず劣らず汚職と不正の限りを尽くすだけのことです。

 なぜか。

●朝鮮の歴史的悲劇

 今回は現職大統領から遡って、キリのよい「初代」で説明を切り上げましたが、こうした「汚職と不正にまみれた政治家」というのは、別段李承晩から始まったわけではありません。もし「汚職の歴史を遡る」というならば、朝鮮歴史開闢(かいびゃく)の時代まで遡らなければならなくなるでしょう。もはやそれは「朝鮮の伝統」「本質」といってよいかもしれません。

 もちろん日本にだっていつの世にも汚職や不正はありますが、朝鮮のそれは日本とは規模や程度が別次元です。その原因をひも解いてみますと、朝鮮の“地政学的事情”が垣間見えます。

 朝鮮は地理的に半島となっていて、三方(東西南)を海に囲まれて国土の発展性に乏しい。しかもその鎖された地には、山地や痩地が多くて農地として有望な土地がたいへん少ない。そのため必然的に、朝鮮の歴史は「貧困との闘いの歴史」と言い換えても過言ではなく、歴代朝鮮王朝はどれひとつとして貧困を克服できた王朝はありません。

 そのうえ、残りの一方(北)は大陸に連なっていたため、そこから常に強大な軍事力をもって攻め入ってくる異民族の脅威に苛まれつづけ、その歴史は「服属の歴史」と言い換えることもできます。

 朝鮮半島に住む人たちは、こうした大陸の強大な経済力・軍事力に太刀打ちできず、常に異民族(ほとんどは中国)の圧政の下、隷属国家として生きる道しか与えられませんでした。隷属した後は、異民族(中国人)による圧政が敷かれることになりますが、だからといって一揆でも起こそうものなら、すさまじい弾圧、一方的虐殺が行われるだけです。

歴史が刻んだ心のキズ
 こうした歴史を何千年と過ごすうち、朝鮮民族の心にひとつの理念が深く深く刻まれることになります。すなわち、

――為政者とは私腹を肥やすことが仕事のようなもの。汚職・不正・贈収賄・苛斂誅求(かれんちゅうきゅう)をするのが当たり前なのであって、下々の者はただただ我慢、我慢、一にも二にも耐えるしかない。逆らったところで、拷問を受け、虐殺されるだけで何も変わらない。

 こうした理念が民族全体に刻まれることで、それは「民族性」となっていきます。お隣同士でありながら、日本人と韓国人の民族性が驚くほどかけ離れている一因でもあります。

 日本の場合、四方を海に囲まれていたため、異民族が大挙して押し寄せるということがほとんどなく、殿様も、攻めてくる敵も、民もすべて同じ日本人同士です。したがって、たとえ戦が起こっても、殿様が勝とうが敵が勝とうが民は安んぜられ、度を越した苛斂誅求や領民の大量虐殺はほとんど起きません。

 これに対して朝鮮の場合は、何千年にもわたって恒常的に異民族の厳しい支配を受けつづけた結果、そうした支配のやり方がそのまま自民族の中に受け継がれ、たとえ自民族の支配者であっても、中国と同じやり方の苛斂誅求が行われることになっていったのです。

――支配者は私腹を肥やすのがあたりまえ――

 この民族的価値観が払拭されない限り、何度、大統領を交代させたところで、次の大統領が汚職の限りを尽くすのみ。百歩譲って大統領一個人が清廉潔白であったとしても、この「民族性」を変えないかぎり、親族が、財界が、わらわらと権力に群がってきて汚職するため、大統領個人の力で防ぎ切れるものではありません。そして、民族性というものは数千年もかけて培われたものなので、これを払拭することなどほとんど不可能。

 「韓国ではこれからも半永久的にこうした悲劇が繰り返されるでしょう」と申し上げたのはそうした理由からです。

(文/神野 正史=予備校世界史トップ講師、世界史ドットコム主宰 歴史エヴァンジェリスト)


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サラリーマンを辞めて「専業トレーダー」やっています。現在は、配当重視株7割 売買3割でやっています。
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