株の素人でも意外に簡単 プロに負けない投資法!

プロに勝つ必要があるかどうかわかりませんが個人投資家の強みは「決算」がない事だから「利食い千両」とかやって挙句が「休むも相場」なんてやってられる。ディーラーなら客から文句いわれるわな~
その点 個人は「自由」にできるからね~



株の素人でも意外に簡単 プロに負けない投資法
経済ジャーナリスト・西野武彦

 投資の素人でもプロに勝てる方法がある――。そう言われても、おそらく誰も信用しないでしょう。しかし、そういう投資法も実際にあるのです。

 株式投資のプロといえば顧客から資金運用を任されたり、株式投資信託などの運用を手掛けたりするファンドマネジャーのことを指します。彼らの多くがベンチマーク(運用利回りの目標)にするのは、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などに負けない運用です。例えば日経平均の上昇率が10%ならそれを少しでも上回り、日経平均の下落率が10%ならそれを少しでも下回る運用成果を目指します。日経平均と同じ上昇・下落率であれば可もなく不可もなく、ぎりぎりの合格点といったところでしょう。

 ところがプロの運用成績の多くは、平均すると日経平均などの株価指数を下回っているといわれています。著名投資家ウォーレン・バフェット氏らのように、ダウ工業株30種平均などの指数を大きく上回る運用実績をコンスタントに上げているプロがいることも事実です。しかしそういうプロはむしろ例外で、例えば「平均的な投信のパフォーマンス(運用成績)はインデックスファンドのパフォーマンスを上回ることができなかった」という内容が「ウォール街のランダム・ウォーカー」(バートン・マルキール著、日本経済新聞出版社)に詳しく書かれています。

 また株価指数を上回る運用を目指す「パッシブ投信」の約8割は、指数連動型のアクティブ投信に運用成績で負けている、というデータもあるそうです。ということは、日経平均に連動するようにつくられたインデックス型の投信を利用すれば、プロに負けない運用成績を残すことが可能になる、ということになります。

 ただしインデックス投信にも大きく分けて「契約型」と「会社型」の2種類があります。会社型投信は株式市場に上場しており、上場投資信託(ETF)と呼ばれています。株式とまったく同じように売買され、売買手数料も普通の株式と同じです。

一方、契約型投信は上場せず証券会社の店頭で売買され、販売手数料や信託報酬(運用手数料)がETFよりかなり割高に設定されています。例えば契約型のインデックス投信は、販売手数料が投資金額の3%前後(投資金額が100万円なら3万円)、信託報酬が年1%前後となっています。これに対しETFは手数料の安いインターネット証券を利用すれば投資金額100万円でも500円前後、信託報酬は年0.1~0.2%程度です。

 この手数料の差は運用利回りに少なからぬ影響を与えます。何しろ契約型は運用を始める時点で3%前後のハンディがついているからです。契約型で販売手数料を無料にしている証券会社もありますが、そういう株式投信でも毎年支払う信託報酬がETFより高めのものが多く、3~5年運用しているうちに3%前後のハンディがつくことになります。

 素人がプロに負けない資金運用を目指す場合の最大のポイントは、日経平均連動型のETFに投資することです。日経平均は日本を代表する有力企業225銘柄を採用しているため、日経平均連動型のETFに投資するということはこの225社に分散投資するのと同じ効果が期待できます。しかも10口単位でも売買できますから、日経平均が1万5000円であれば15万円強から投資することができます。

 さらにETFには、契約型投信にない様々なメリットがあります。常に株式市場で売買されているため時価を簡単に把握できますし、売買もいつでも自由にできます。ETFは売買手数料が安いうえ、信用取引でも売買できます。配当と同じタイプの分配金を受け取ることもできます。契約型投信の中には、例えば毎月分配金を支払うたびに元本が減るものもありますが、ETFの場合にはそれがありません。

 株式投資についての経験や知識、情報については、プロは素人より一枚も二枚も上のはずです。そのぶんプロには制約もあります。最も重いのは、株式での運用を本職とするプロはどんなに相場環境が悪くても、その運用を続けなければならないという宿命です。

 例えば相場が過熱気味で、いつ急落してもおかしくない状況でも、プロは株式での運用をやめることができません。急落を避けるために株式の多くを売却し、現金で保有すれば大損を免れることはできます。しかし実際には急落せず株価が上昇し続けるケースもゼロではありません。こうして相場の読みを誤ってもうけ損なえば、顧客や上司から厳しく責任を問われる可能性があるのです。株式相場が急落すると株式投信の多くが大きく元本割れするのは、運用から簡単に逃げられない事情があるからです。

 またプロのファンドマネジャーは半年や1年ごとに運用成績を顧客や上司に報告しなければいけません。その結果が悪いと、顧客から解約されたり、会社で出世にも大きな影響が出たりします。このため数年かけて大きな値上がり益を狙う長期投資に徹することが難しく、半年や1年以内に成果が出るような運用に偏る傾向もみられます。

 これに対し素人は長期・短期に縛られることなく、自分の投資哲学に合った運用を実践できる強みがあります。相場が動いているときには、プロは「バスに乗り遅れるな」とばかりに積極運用に走りがちです。しかし素人は「動き出したバスに飛び乗るのは危険だから、次のバスを待つ」と、心と時間の余裕を持つことができます。その強みを生かすことこそが、素人でもプロに負けない投資ができるゆえんなのです。そして2014年には、その強みを生かすチャンスがきっと来るはずです。


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諸葛孔明

Author:諸葛孔明
サラリーマンを辞めて「専業トレーダー」やっています。現在は、配当重視株7割 売買3割でやっています。
(注)「FHファンド」は、個人事業届出時の屋号です。投資顧問業ではありません!

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